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2023.10.10
京都について

下鴨神社のお守りのご利益は?下鴨神社の魅力とあわせて、お守りとは何かから解説!

神社に行くと必ずおいてある「お守り」。
「そういえば日常になじみすぎて疑問に思わなかったけど、
そういえばそもそもお守りって何なの?」と考える方も多いはず。

今回は下鴨神社のお守りのご紹介と、そもそもお守りとは何なのか?を解説いたします。

下鴨神社のお守りの種類とご利益は?

実は、下鴨神社のお守りは珍しい「レース守」などかわいいことで有名な上、たくさん数があります。
それは下鴨神社の中に複数の「社」があり、その社の数以上にお守りがございます。
つまりはそもそもたくさんご利益がある神社ということ。
そんな「下鴨神社といえばこのお守り!」というお守りの種類とご利益をいくつかご紹介します。

※時期や都合により、下鴨神社のお守りの種類は変更になる可能性がございます。
お求めの際は最新情報をご確認の上、下鴨神社にご参拝ください。

開運招福御守(レース守り)

お守りのご利益は開運と招福。
そしてこのお守りがかわいいとSNSでも評判で、女性に大人気の「レース守り」になります。
レース守りとはその名の通りレースでできたお守り。
淡いベージュのレースでできたお守りには下鴨神社のご神紋の「双葉葵」と藤の花が刺繍されており、
日に透かすととても綺麗です。
初穂料は他のお守りに比べるとお高めに設定されていますが、
それだけの価値と、ご利益のあるお守りです。

媛守(ひめまもり)

お守りのご利益は心願成就。
こちらの媛守(ひめまもり)も開運招福御守(レース守)と並んで有名で人気のお守り。
きものの柄のような華やかな模様の入ったちりめん記事で作られており、
同じ柄は一つとしてない、文字通り世界に一つだけのお守りです。
社務所には選びやすいようにこのお守りがずらりと並んでいます。
この華やかな媛守(ひめまもり)が並んでいる景色は見るだけでも目を楽しませてくれること間違いなしでしょう。

彦守(ひこまもり)

お守りのご利益は媛守(ひめまもり)と同じく心願成就。
媛守(ひめまもり)が女性用なら彦守(ひこまもり)は男性用になります。
媛守(ひめまもり)や他のお守りとは違い、彦守(ひこまもり)はデニム生地で作られたお守りです。
デニム生地に下鴨神社のご神紋の「双葉葵」が刺繍されており、
シンプルでおしゃれなお守りです。

開運福鈴守り

ご利益は開運と招福。
赤い紐に鈴のついたシンプルなお守りです。
かわいらしい鈴のお守りはなくすと困るものにつけるとピッタリかもしれません。

葵の御守

ご利益は心願成就です。
下鴨神社のご神紋の「双葉葵」がモチーフのお守りで、
葵の葉っぱの形がハートのようで愛らしいです。
色は桃色と黄緑の2色になります。

縁結び守(箱入り・2個セット)

ご利益は良縁とえんむすび。
箱の中に赤いお守りと白いお守りがセットで入っています。
2個セットのお守りなので夫婦やカップルにピッタリですね。

縁結び絵馬守

ご利益は良縁とえんむすび。
小さな絵馬に百人一首のような和風の絵と、
下鴨神社のご神紋の「双葉葵」のあしらいが描かれています。
ちいさめのお守りのため、ちょっとしたものにもつけられて便利かもしれません。

結守

ご利益はご縁が末永く続くというもの。
枝に結ばれたおみくじのように、折られた形が特徴のお守り。
相生社の授与所限定のお守りとなっており、
何とひとつひとつ手作業で折られているとか!
財布にもすっと入るようなサイズのお守りのため、
夫婦やカップルでこっそり持つのにも向いているかもしれません。

葵紐

ご利益は良縁を結ぶというもの。
こちらも相生社授与所限定のお守りになります。
ブレスレットのように手首に巻き付けて使うのですが、とってもおしゃれです。
カラーバリエーションが豊富なため、下鴨神社を訪れた際はぜひご確認ください。

安産御守(レース守り)

ご利益は安産です。
安産御守もレースでできたレース守りになります。
開運招福御守(レース守り)と違い、
ふっくらとした柔らかいフォルムがかわいらしいお守りです。

子宝守

ご利益は子授けと安産。
貝殻を包んだような特徴的な形がかわいらしいお守りです。

獅狛守

ご利益は魔除けのお守りです。
下鴨神社の獅子と狛犬をマスコットモチーフにした丸くてかわいいお守りです。

水守

ご利益は病難除けです。
ビー玉のようなキラキラした綺麗な見た目のお守りです。
下鴨神社にあるみたらし池にちなんだお守りで、
お守りの中の水が減ると持ち主の身代わりになったと言われているそうです。

仕事守

ご利益は就職活動や仕事の守護のお守りです。
このお守り、なんと名刺風の見た目をしており、ぱっと見ではお守りとわかりません!
面白い遊び心あふれるお守りですね。
このお守りを見てふっと笑うと、肩の力が抜けて、いい感じに力を発揮できるかもしれません。

印壐守(おしでまもり)

ご利益は契約や判子守護になります。
印鑑入れの形をしたお守りで、もちろん印鑑入れとして使用ができます。
お守りとしてはもちろん、普通に印鑑入れとしても使いやすいデザインになっており、とてもおすすめです。

ラグビー御守

近年話題になったラグビー。
何とそのラグビーにちなんだお守りが下鴨神社にはございます。
実は下鴨神社が関西でのラグビー発祥の地なのだとか…!
ご利益はもちろんラグビー上達。
色んなデザインのラグビーお守りがあるのでこちらはぜひ現場でご覧ください。

以上が下鴨神社で特に有名なお守りでした。
下鴨神社には他にもたくさんお守りがあるので、参拝された際はぜひ色々ご覧になってみてください。

そもそもお守りとは?

上記で下鴨神社の有名なお守りをご紹介しましたが、
そもそもお守りとは何なのでしょうか?

お守りの起源

お守りの起源はなんと縄文時代まで遡ります。
縄文時代の人々が翡翠を勾玉として加工し、肌身離さず身に着けたのが始まりです。
また、人が旅に出る時にその土地のものを懐に入れて旅立つという風習と重なり、
その土地で出土した翡翠を加工して勾玉として持ち歩いたともいわれています。

もともとは旅人が故郷を偲ぶためのものがどんどん発展していったのですね。
もしかしたらその“お守り”を旅の道中に握りしめ、「絶対に帰るぞ」や「絶対にたどりついて見せる」と強く願った旅人の、
願いが叶ったことが由来になっていたりするのかもしれません。
憶測に過ぎませんがロマンがある話ですね。

しかしながら、この由来を考えるとあの有名な「甲子園の砂」も現代に生まれた、新しいお守りの一種なのかもしれませんね。

お守りは本当に効果があるの?

上記に記載した由来からしてお守りには何の効果もないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら「プラシーボ効果」というものが存在します。
これは「効き目がある成分が何も入っていない薬を服用しても、本人が自分が飲んでいる薬は効き目があると思い込むことで、病気の症状が改善する」ことを指します。
この人間の想いの力というのは馬鹿にならず、医薬品の開発現場では偽薬実験での明確なデータの差を取るのにつまずくといった話も伺います。

また、続けられてきた文化や風習というものは続けられてきただけあり「正しい」ことが多いです。
有名なものに「秋茄子は嫁に食わすな」という言い伝えがあります。
これは長年「美味しい秋茄子をよそから来た憎い嫁に食べさせるのはもったいないという姑のいびり文句」として扱われてきましたが実際は「特に美味しい秋の茄子は食べ過ぎてしまうが、毒性のアルカロイドを含み、健康を害する恐れがあるので、これから子供を産む可能性もある、大切なお嫁さんには食べさせてはいけない」というものでした。
昔の人は科学的な根拠がなくとも、長い暮らしの中でこういったことを理解していたのです。

なので一概に「お守りに効果がない」と決めつけるのはあまりに早計です。
もしかしたら今後、とても長い時間が経てば科学的にお守りに効果があることが証明される日が来るかもしれません。
その際はどのような着目点からの証明になるのでしょうか?少し気になりますね。

下鴨神社はどんな神社?

ここまで下鴨神社のお守りや、お守りの由来についてご紹介しました。
ではご紹介したお守りの置いてある下鴨神社はどんな神社なのでしょうか?

由来や歴史、ご利益や見どころをご紹介します。

由来

下鴨神社は正式名称を「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」と言い、
京都市左京区ににある、京都で有名な神社の1つです。
京都の代表的な河川である「鴨川」の下流にあることから下鴨神社という名前で親しまれるようになりました。

歴史

なんと、下鴨神社の起こりは正しく把握されていません。
それもそのはず、下鴨神社に関する最古の記録は紀元前90年。
しかもその紀元前90年の記録というのが下鴨神社の修繕に関するものでした。
つまりはそれより以前から下鴨神社は存在したことに他なりません。
京都は古い歴史を持つ寺社仏閣が多いですが、その中でも下鴨神社は特に古い歴史を持つと言えます。

ご利益

勝利、導き、厄除、縁結び、子宝、安産、子育て、交通安全など、
お守りの数の多さからわかるように30もの社がある下鴨神社はその分ご利益もたくさんあります。
一つの場所でこんなにご利益があるなんてお得感がありますね。

見どころ

30の社からなる下鴨神社の魅力はたくさんあります。
そのいくつかを下記にご紹介します。

糺の森(ただすのもり)

下鴨神社の中でも特に有名な糺の森(ただすのもり)。
東京ドーム3個分にもなる面積を有するこの森は、参道も兼ねています。
太古から京都の地に存在する原生林の自然は、心も体も癒してくれること間違いなし!
のんびりお散歩もいかがですか?

河合神社(かわいじんじゃ)

下鴨神社の南の方に位置する社である河合神社(かわいじんじゃ)。
ここの特徴はなんといっても顔の描かれた手鏡の形をした絵馬。
これは「鏡絵馬」と言って、この絵馬に普段使用している化粧品でメイクをし、
裏に願い事を書いて絵馬に願いを託すことで、外見も内面も美しくなる…という変わった絵馬です。
絵馬にお化粧をするなんてとても楽しそうですよね。

さざれ石

さざれ石と言われれば、多くの人が国歌の歌詞にある「さざれ石」を想像すると思います。
さざれ石は小さな石という意味で、有名なものは日本各地に存在します。
その有名なさざれ石の一つが下鴨神社にあるさざれ石。
さざれ石は成長する石ともされており、長い年月をかけて小さな石が合体していくことから神聖の宿る石ともされています。

御手洗社(みたらしのやしろ)と御手洗池

御手洗社(みたらしのやしろ)は下鴨神社にある、井戸の上にある社のこと。
そしてその近くにあるのが御手洗池です。
厄除けの神様を祀っており、上記で紹介した水守のお守りもここのもの。
また、みんな大好きなみたらし団子の由来でもあります。

5月の葵祭(あおいまつり)

下鴨神社では毎年5月に葵祭(あおいまつり)が行われます。
京都三大祭りにも数えられる葵祭は普通のお祭りとは一味違います。
葵祭の見どころはなんといっても「路頭の儀」と呼ばれる行列です。
平安時代の服装をした500名あまりの人々ががおよそ8キロもの距離を行進します。
これは平安次第に天皇の使者である勅使が下鴨、上賀茂の両神社に参拝した道中の再現になります。
過去に存在したであろう光景の再現は圧巻の一言に限ります。

7月のみたらし祭

下鴨神社で7月に行われるみたらし祭も下鴨神社の見どころです。
御手洗池に素足を浸け、献灯して無病息災を祈るとされており、
通称「足つけ神事」とも言われています。
ろうそくの光と、多くの浴衣を身にまとった人々の光景は他では見れないものです。

ここでご紹介した他にも下鴨神社の魅力はたくさんあります!
結婚式のご紹介と一緒に過去の記事に詳しく記載しておりますので、ご興味がございましたら是非ご覧ください。

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【下鴨神社結婚式】当日の写真撮影はどうする?おすすめプランも紹介

【下鴨神社結婚式】下鴨神社周辺で料理を楽しめる披露宴会場を紹介

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ここまで下鴨神社のお守りと、魅力についてご紹介しました。
いかがだったでしょうか?

今回はお守りのご紹介でしたが、Zen京都では普段のコラムでは京都の神社婚礼や、
和装婚礼についての情報をご紹介しています。

今回ご紹介しました下鴨神社。
もし下鴨神社で結婚式を挙げたい!とお考えでしたらぜひZen京都にご相談ください。
Zen京都では美術館に飾られていてもおかしくないような歴史的に価値のある着物を取り扱っております。

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