【京都東山・金剛寺】アットホームで手作りの仏前結婚式を!
日本の歴史と文化が息づく京都の東山エリアに位置する浄土宗 金剛寺。
古都京都が持つ独自の魅力を最もよく象徴する場所の一つです。金剛寺は、歴史と文化、そして自然の美しさが調和した場所として知られています。
あまり知られていませんが、金剛寺では境内でおてらカフェや、書道教室、将棋クラブやヨガの教室を開催されています。
地域の人に愛される金剛寺。
そこで本記事では金剛寺の歴史や結婚式会場としての魅力、仏前結婚式の一般的な流れについて解説いたします。
最後には金剛寺周辺の観光スポットについてもご紹介していますので、訪問される際の参考にされてみてくださいね。
京都東山・金剛寺とは
金剛寺の歴史は、平安時代にさかのぼります。平安京を築いたのと同じ時期、平安の文化を支える場所として創建されました。
その後、時の権力者たちに庇護され、文化や美術の発展に大いに寄与しました。
金剛寺は日本の文化遺産を体現する場所で、それを感じることができます。
金剛寺の歴史
金剛寺は浄土宗の寺院で、その歴史は奈良時代までさかのぼります。
一切経山という山号を掲げ、当初は東岩倉山に阿弥陀堂が創建。
伝説によれば、この堂には行基によって彫られた阿弥陀如来像がまつられており、その美しさで知られていました。
応仁の乱の際、東岩倉山一帯が戦場となり、寺は荒廃しましたが、信者たちは焼けた堂から阿弥陀如来の首部分を発見し、それを粟田の地に移し、仮堂(粟田惣堂)を建て、その上に頭部像をまつりました。
この出来事から「小物座(蔣座)町」という地名が残り、金剛寺は地元の住民によって守られ、信仰されてきました。
後に岌然(きゅうねん)上人が青蓮院門跡の許可を得て、1602年に現在の場所に堂を移し、寺を再興、1713年には本尊が修復され、1730年に本堂が建立されています。
地域に根ざした場所
金剛寺のもうひとつの特徴は、地域の方に向けたイベントを多く開催されていることです。
おてらカフェはコーヒーを飲みながら、さまざまな年代の人と交流ができるイベントです。
僧侶の法話を聞いた後には、毎月さまざまな講師を招いてのワークショップが行われているそうで、参加者にとっては貴重な時間となることでしょう。
また、ヨガの講師を招いてヨガ教室も開催しています。
お寺の静かな空気の中、精神を統一して行うヨガを体験してみてはいかがでしょうか。
体が硬い人や運動不足の人におすすめです。
他にも、お三味線体験では、お寺の一室で少人数での三味線の演奏を体験できます。
お稽古の前には住職からの法話を聞くことができ、最後は、講師による唄と三味線の演奏を楽しむことができるというぜいたくなプランです。
観光で行かれる際にはただ参拝するだけではなく、このようなお寺の雰囲気をゆっくりと感じられるイベントに参加してみるのも良い体験です。
そして、特筆すべきは、「介護者カフェ」です。
孤独になってしまいがちな、介護をしている立場の人たちの心のよりどころとなるよう開催されています。
介護をしている人や過去にしていた人、福祉や介護に関わりのある人たちが集まって話ができる会となっていますので気になる方は参加されてみてくださいね。
詳細は公式ホームページに掲載されています。
浄土宗 金剛寺公式ホームページ
https://www.kongoji-kyoto.org/
金剛寺で結婚式ができる
京都東山の美しい景色と静けさに包まれる金剛寺で、結婚式を挙げませんか?
金剛寺ではアットホームな雰囲気の仏前式を行うことが可能です。
アットホームな仏前式を
これまでお世話になって人たちを招待して、温かい空気で特別な一日を過ごしたいカップルにとっては、金剛寺での結婚式は魅力的な選択となるでしょう。
日本の伝統に基づいた厳かな儀式が行われる金剛寺での結婚式は、自然の美しい風景と一体となる感動を味わえます。
自分たちの手で演出できる結婚式は、カップルにとって特別な思い出になることでしょう。
夫婦の新しい門出を祝福するのに、非常にふさわしい場所です。
自分たちで作り上げる結婚式
金剛寺での結婚式は、アットホームな雰囲気で、カップルが自分たちの式をデザインすることができる点で特に魅力的です。
カップルは、結婚式のスタイルを自分たちの好きな雰囲気に演出することができ、その特別な日を自分たちらしいものに仕上げることができます。
こんな結婚式にしたい!というイメージをプランナーさんに伝えることで、それを具体的な形にしてもらえるでしょう。
仏前式の素晴らしい側面
歴史のある金剛寺で結婚式を行い、仏様へ永遠の愛を誓うことで、お互いに対する深い信頼と愛情を再確認できます。
加えて、参列した家族や親族が先祖の存在を改めて認識でき、大切にする気持ちや感謝の気持ちを持てる日となるでしょう。
これらが二人のむすぎつきをより強固なものにしてくれるのが仏前式の非常に素晴らしい点です。
風景との一体感
金剛寺の庭園は結婚式の美しい背景として際立ちますし、自然の中での結婚式は、開放感と穏やかさをもたらします。
四季折々の風景が結婚式を一層魅力的に彩り、神聖な雰囲気と相まって新郎新婦にとって忘れられない1日になるでしょう。
都会の騒がしさから離れ、静かな環境での結婚式はリラックスした雰囲気を醸し出し、参列者にとって特別な瞬間となります。
仏前式の一連の流れ
ここでは一般的な仏前式の流れと、同じく日本の伝統的な神前式との違いをおさらいします。
詳しく知らないという人もぜひ参考にしてくださいね。
式次第
仏前結婚式は一般的には、次のような流れで行われます。
- 入堂
- 敬白文朗読(けいびゃくもんろうどく)
- 念珠授与(ねんじゅじゅよ)
- 指輪の交換
- 司婚の儀(しこんのぎ)
- 焼香
- 誓杯または式杯
- 親族固めの杯
入道:両親、親族、新郎新婦、媒酌人夫婦の順で本堂に入場します。
寺院によっては友人の参列が認められる場合がありますので希望される方は、寺院や担当のプランナーさんに相談してくださいね。
敬白文朗読:僧侶が焼香して、仏様と先祖に対して結婚式を執り行う旨を報告するための言葉を読み上げます。
念珠授与:仏前に供えられていた紅白の数珠を新郎新婦に僧侶が授ける儀式です。
新郎には白い房、新婦には赤い房の念珠が授けられます。
念珠授与は仏前式の儀式の中でも重要な儀式で、念珠は人間の煩悩の数と同じ数の108つの玉でできています。
これには「お互いの煩悩を認め許し合いながら生きていきなさい」という思いが込められています。
指輪の交換:新郎新婦による、結婚指輪の交換です。
司婚の儀:僧侶が近いの言葉を読み上げて、人生の苦楽をともにし、円満な家庭を築いていく意思を問いかけるものです。
新郎新婦が誓いを立てることで、二人の結婚が成立したことを意味します。
焼香:焼香には、仏前で心を清くするという意味があり、二人が出会ったご縁とご先祖様への感謝の思いを仏様へ届けます。
誓杯または式杯:僧侶が注いだお酒を新郎新婦が飲み交わす儀式。
新婦、新郎、最後にまた新婦の順に3口で飲み干します。
親族固めの杯:参列者全員で祝杯をあげ、親族として結びつきを持つことを意味する儀式です。
神前式との違い
仏前式と神前式は、日本の伝統的な結婚式の2つの主要なスタイルです。
その違いは、内容や執り行う場所、人物にあります。
仏前式は寺院の僧侶が、仏様とご先祖様にご縁の感謝と結婚の報告をするものです。
一方、神前式は神社や神殿のある施設で神様に結婚の報告、両家の結びつきと神様のご加護を願います。
金剛寺での結婚式ならZen京都がおすすめ
金剛寺での結婚式を検討するなら、Zen京都がおすすめです。
Zen京都は、金剛寺での結婚式や和装に関する豊富な経験と専門知識を持つプランナーが在籍しています。
和装の種類も豊富で市場にはあまり出回らないアンティーク和装も多く取りそろえています。
金剛寺での結婚式に興味がある方はぜひお気軽に問い合わせてしてくださいね。
Zen京都のサービスと特徴
Zen京都は、さまざまなプランを提供しており、予算やご希望の結婚式や前撮りに合わせて選びやすくなっています。
豊富な婚礼衣装を取りそろえていますので、気に入るものが必ず見つかるはずです。
また、経験豊富なスタイリストが常駐していますので、和装に関する知識がなくても大丈夫、気になることはお気軽に尋ねてくださいね。
Zen京都のホームページには婚礼衣装の一部が写真で確認できます。
Zen京都のホームページ
プラン一例
下鴨神社プラン
【相】310,200円(税込)
衣装:新郎新婦様各1点
美容:着付け、ヘアメイク、当日介添え
写真:三面台紙仕上げ×2
その他:挙式申し込み&初穂料支払い代行、挙式当日アテンダント、下鴨神社待合室お菓子代
写真撮影プラン
【和装写真撮影プラン(4時間)】330,000円(税込)
Zen京都にある婚礼衣装の中からお選びいただいた色打掛または白無垢、紋付袴を着て写真撮影を行います。
ヘアメイク、送迎車、プロカメラマン、撮影データ、アテンド付きです。
挙式衣装プラン
【雅プラン】275,000円(税込)
新郎新婦衣装
新婦様美容着付、新郎様着付
挙式アテンドスタッフ
挙式申込、挙式代金支払い代行サービス
こちらで紹介したのは、Zen京都のプランの一例です。
他にもさまざまなプランを用意していますので、新郎新婦の好きなスタイルに合ったプランを選択してください。
プランナーを含めたスタッフが最高の一日になるようにお手伝いいたします。
京都・金剛寺周辺の観光スポット
金剛寺を参拝した際には、近くにある他の観光スポットにも立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。
周辺のおすすめの観光スポットをご紹介します。
銀閣寺
銀閣寺は室町時代に室町幕府8代目将軍・足利義政によって建てられた寺院です。
見どころは、1952年に特別史跡・特別名勝に指定された庭園は、綿鏡池を中心とした池泉回遊式庭園でしょう。
方丈の前に広がる波打つような白砂の「銀沙灘」と富士山の形をした「向月台」は、月に照らされたように見えるようにデザインされていて、どちらもロマンチックです。
哲学の道
哲学の道は、春は桜、秋は紅葉が美しいトンネルを作り出す散策道です。
永観堂あたりから銀閣寺まで続く道は、ゆったり歩きながらいろいろと寄り道も出来る場所です。
周辺にはおしゃれなカフェや美術館が点在しているので、寄り道しながら京都のお散歩を楽しんでみてください。
南禅寺
金剛寺の近くにある南禅寺の見どころは、高さ22mを誇る「三門」 。
歌舞伎「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」で石川五右衛門が発する「絶景かな、絶景かな」の舞台となっているのがこの三門楼上です。
明治維新後の京都を復興させるべく琵琶湖の水を京都へと引いた「琵琶湖疏水事業」にともない造られ他のが「水路閣」です。
近代の趣を残すノスタルジックな建築となっています。
平安神宮
巨大な朱の大鳥居(登録有形文化財)がシンボルとなっている京都を代表する神社の一つ、平安神宮。
境内の中心にある大極殿を中心に、蒼龍楼、白虎楼など平安時代の建築技術を感じられる重要文化財の数々を見ることができます。
自然が豊かな境内は、四季折々の美しさが移り変わるため、いつの季節に訪れても私たちを楽しませてくれます。
岡崎公園
岡崎公園内は1895年に開催された第4回内国勧業博覧会の跡地の一部を整備して公園として開設されました。
公園の敷地内には京都市美術館、京都市動物園、琵琶湖から引かれた琵琶湖疏水の水路とインクライン、京都府立図書館などがあります。
毎月10日には平安蚤の市が開催されていて100店舗以上が出店されています。
まとめ
金剛寺での結婚式はアットホームな雰囲気で、二人が自分たちらしい結婚式を手作りできる素晴らしい挙式会場です。
もし金剛寺での結婚式を検討されるようでしたら「Zen京都」にご相談ください。
お二人のご希望に沿った、挙式のプランをご提案させていただきます。
「Zen京都」では歴史的に価値のあるアンティーク着物のお取り扱いもあります。
挙式の雰囲気に合わせたお着物を選ぶのも良いでしょう。
お問い合わせ
https://ws-i-zen.jp/contact/
金剛寺での結婚式に興味があるようでしたら、ぜひ今回ご紹介した周辺の観光スポットにも尋ねてみてくださいね。
京都の古き良き情景を、見学しながら結婚式への気持ちを高めていきましょう。