2023.10.16
神社婚礼について

京都八坂神社での結婚式のプランニングガイド

京都八坂神社での結婚式のプランニングガイド

京都八坂神社(やさかじんじゃ)は、京都市東山区に位置する有名な神社の一つです。

令和二年にはその本殿が国宝に指定されています。

平安時代に創建され、その歴史を感じられる美しい建物や中庭などが訪れる人々を魅了します。

なんと、八坂神社では国宝の本殿で結婚式を執り行うことができるのです。

唯一無二の本格的な八坂神社の神前結婚式の魅力や計画の際のポイント、周辺の京都の観光スポットについて解説いたします。

八坂神社結婚式の魅力とは?

結婚式会場としての八坂神社の魅力についてお伝えします。

伝統と現代の融合

重要文化財になっている八坂神社の象徴、西楼門が新郎新婦を迎えてくれます。

美しい朱色の西楼門前での写真撮影は一生の思い出になるはずです。

八坂神社での結婚式は、日本の伝統を感じられる特別な体験。

格式ある雰囲気で、厳かに結婚式が進行していきます。

一方で、伝統的な和装を身に着けつつも、和洋折衷のスタイルやオリジナルのヘアメイクを取り入れることで現代らしさを表現することも可能です。

結婚式のレンタル和装なら、伝統的な白無垢や色打掛、アンティーク着物まで幅広く選べる「Zen京都」がおすすめです。

文化体験の機会

神前結婚式は、日本の伝統と文化に深く根ざした儀式です。

伝統的な神職や神社の建造物、祭具などが式の一部となり、一般の結婚式とは一味違う感動をもたらします。

また、神前結婚式は、神職の祝詞や神楽など、歴史的な要素が含まれています。

神前での誓いや神聖な雰囲気は、新郎新婦とゲストに感動的な瞬間を提供するでしょう。

新郎新婦は神前でお互いの誓いを立て、神社の神々に結婚を祝福してもらうことになるので、自分たちの人生を神聖なものとして認識し、その意味を深く考える機会にもなります。

美しい自然環境

八坂神社は美しい自然環境に囲まれており、その景観も結婚式の魅力の一つです。

春になると境内と周辺は美しい桜の花で満開になります。

花びらが舞い散る中の花嫁行列(参進の儀)はえも言われぬ趣があります。

秋は紅葉が八坂神社とその周辺エリアを美しい色に染めます。

写真撮影の際も、紅葉の美しさは素晴らしい背景となるでしょう。

その他の季節であっても四季折々の魅力が挙式を彩り、結婚式をさらに特別なものにしてくれます。

京都でのロマンチックな雰囲気

神社の美しい社殿や鳥居、石畳の参道は、新郎新婦に幻想的な雰囲気を提供します。

神社の周りに広がる京都の伝統的な町並みも、情緒豊かなロケーションとして結婚式にぴったりです。

さらに八坂神社の歴史的な背景が結婚式に深みを加えてくれて結婚をより意義深いものにします。

京都八坂神社での式場選びのポイント

八坂神社で結婚式を行うときに考慮するべきポイントについて解説いたします。

神社内の式場について

八坂神社には複数の挙式会場があるので、予算や好みによって選択しましょう。

挙式料については、初穂料、両家控室、介添人、挙式案内係、サービス料が含まれています。


  • 本殿結婚式(国宝)

1300年の歴史のある本殿。

大神の大前にて厳かに、清々しく挙式が進められます。

国宝内での挙式は新郎新婦にとっても、ゲストにとっても忘れられない思い出となるでしょう。

挙式料 250,000円(税込)



  • 舞殿結婚式(重要文化財)

正門・南楼門から見て正面に建つ舞殿結婚式は、本殿と同様、境内で挙式を行います。

境内の中央に位置しており、開放的な雰囲気がありながらも大神が見守る神秘的な空気もあって思い出深い挙式となるでしょう。

挙式料 200,000円(税込)



  • 儀式殿結婚式

八坂神社では唯一の館内の結婚式場です。

本殿結婚式、舞殿結婚式の親族盃、親族紹介は儀式後半にこちらで行われます。

挙式料 150,000円(税込)


ゲスト人数に合わせた選択肢

八坂神社の各挙式上の着席可能人数は以下の通りです。

招待するゲストの人数を考慮してどの挙式上にするかを検討しましょう。

本殿結婚式の着席人数 新郎新婦と40席(親族席が各20席)

舞殿結婚式の着席人数 新郎新婦と36席(親族席が各18席)

舞殿結婚式の着席人数 新郎新婦と40席(親族席が各20席)

プランナーやコーディネーターの役割

神社での結婚式の成功にはプランナーやコーディネーターのサポートが不可欠です。

プロの助けを借りて、スムーズで思い出に残る結婚式を実現しましょう。

「Zen京都」では新郎新婦のご希望の結婚式にマッチする神社を紹介させていただきますので京都や神前式に詳しくなくても大丈夫です。

たくさんの着物も取りそろえており、お好みの衣装も見つかるはずです。

お気軽にお問い合わせください。

挙式の日程と予約について知る

八坂神社での結婚式をする際、どの日程にするかは重要な事項です。

日程を選ぶポイントと、予約方法についてです。

人気の挙式日と混雑を避ける方法

八坂神社は観光名所でもあり、特にお花見や紅葉が美しい季節などは混雑します。

挙式日を選ぶ際は、混雑を避けるためにオフシーズンを検討しましょう。

参列者の方のスケジュールを確認できて、可能なら平日も候補に入れてみてください。

予約のタイミングと手続き

人気のある神社で挙式を行う場合、予約は早めに行うことが重要です。

八坂神社の公式ウェブサイトや連絡先から予約の手続きを進めましょう。

また、必要な書類や手続きについても漏れがないように注意してください。

シーズンに応じた演出

八坂神社は四季折々の美しい情景があります。

二人の思い出の季節があるようでしたら、その季節を選んで結婚式を行うのも素敵です。

春なら桜を、秋なら紅葉を背景に記念写真の撮影をすることで、より一層記念に残る結婚式となるでしょう。

天候に注意する

花嫁行列(参進の儀)で屋外を歩く挙式をプランしている際に、気になるのが天候です。

天候をあらかじめ予想するのは不可能ですので、できることといえば梅雨の時期を外すぐらいしかできません。

しかしながら、万が一雨が降った際のプランも同時に考えておくことで、当日雨天だった際に気落ちしないように対策はできます。

八坂神社の歴史と文化を理解する

ご縁がって、歴史のある八坂神社で結婚式をするのであれば、その歴史についても学んでおきましょう。

八坂神社の起源と歴史

京都を代表する八坂神社は、平安時代に創建されてから1300年以上もの歴史があり、地元の人々にとっての神聖な場所です。

八坂神社の創祀は二つの説があります。

渡来人が神様を祀ったのがはじまりとする説と、もうひとつは南都の僧がお堂を建立したことにはじまる説です。

江戸幕府によって再建された現在の本殿は令和2年に国宝に指定されました。

伝統的な神事と祭り

日本三大祭りの一つである「祇園祭」は八坂神社の夏祭りで、毎年7月の1カ月間にわたってさまざまな行事が行われる祭礼です。

なかでも17日(前祭)と24日(後祭)の山鉾巡行は日本各地からたくさんの観光客が訪れて周囲は祭りの熱気に包まれます。

衣装の選び方

伝統のある八坂神社での結婚式ではどのような衣装を選べばよいのでしょうか。

着物の選択

八坂神社での結婚式にふさわしい和装を選びましょう。

伝統的な白無垢や色打掛けから、挙式に合った留袖までさまざまな選択肢があります。

モダンなイメージを演出したい場合には小物やヘアメイクで取り入れてみるのも素敵です。

挙式のテーマや季節に応じてコーディネートしましょう。

花嫁のヘアスタイルとメイク

和装に合ったヘアスタイルとメイクも大切なポイントです。

白無垢であっても綿帽子や角隠し、洋髪と組み合わせることで個性を出すことができます。

髪飾りやヘアアクセサリーを取り入れ、花嫁らしい美しさを引き立てましょう。

新郎新婦のバランス

まず、新郎新婦の衣装の格を合わせなければなりません。

新婦が白無垢、色打掛を選ぶ場合は同じ最正装である黒紋付き羽織袴を選んでください。

衣装の色合わせについても慎重に考えましょう。

試着の際に写真撮影をしてみて、お互いの衣装の色の調和が取れているかどうかを確認しましょう。

和装や神社のマナーと習慣

神社での結婚式や着慣れていない和装では気をつけるべきマナーが存在します。

和装の着付けと着こなし

和装の着こなしをマスターするには特別な技術が必要です。

専門の着付けの方にお願いするのがよいでしょう。

また大体の貸衣装のお店では事前に試着ができますので、あらかじめ和装に慣れておくのも良いかもしれません。

挙式当日は、着物をきちんと着こなし、歩き方に気をつけることで、より格式のある雰囲気を演出できます。

着物は独特の美しさを持つので、その魅力を最大限に引き出しましょう。

神社でのマナーと礼儀

拝殿への参拝の仕方や、神前でのお祈りの方法など、神社での挙式に特有のルールが存在します。

不安なことがあれば、事前の打ち合わせで確認して正確なマナーを理解しておくと安心して挙式当時を迎えることができます。

ゲストにも神社のマナーや挙式における礼儀を説明し、全員が心地よく参加できるようにしましょう。

神社での神前式の進行

神前式は、神聖な儀式です。

事前に神職と相談し、誓いの言葉や指輪交換、その他の儀式の流れを詳細にプランニングしましょう。

挙式当日は神職の指示に従い、心からの誓いを捧げることで、特別な瞬間がより感動的なものになります。

参加者への注意事項

神社での挙式に参加するゲストにも、神社のマナーや挙式の進行について説明が必要です。

ゲストには、神社内での静かな態度や神聖な雰囲気を尊重するよう伝えましょう。

特に、神前式の際には、ゲストも立ち居振る舞いに注意を払うことが求められます。

参加者への事前説明をしておくことで挙式が円滑に進行し、神聖な雰囲気を保つことができます。

神前式は基本的に親族のみを招待するケースが多いですので、親族以外のゲストを招待する際には、その旨を事前に伝えておいた方が良いでしょう。

京都での前撮りのヒント

京都には前撮りにぴったりの美しいロケーションがたくさんあります。

どの場所も風景が美しく、結婚写真に素晴らしい背景を提供してくれます。

ロケーション選びの重要性

京都は挙式前に前撮りを行う理想的な場所として人気です。

特に、八坂神社周辺は古き良き京都らしい街並みが残っていることもあり人気のロケーションです。

風情のある石畳や路地での撮影は記念となるでしょう。

一本橋が有名な白川は新緑の季節がおすすめです。

青々しく揺れる柳と和装が京都らしさを演出してくれます。

他にも清水寺、嵐山など、数多くの魅力的なロケーションがあります。

有名な神社や庭園での撮影

京都には歴史と美しさが共存する神社や庭園が点在しています。

金閣寺(鹿苑寺)や伏見稲荷大社など、有名な場所での前撮りは特別な意味を持ちます。

これらの場所は、歴史と文化に包まれた雰囲気を伝える絶好の舞台となります。

季節や天候に合わせた撮影計画

京都の魅力は季節によって異なり、四季折々の美しさが楽しめます。

桜の花が咲く春や紅葉が美しい秋は、絶好の前撮りのチャンスです。

また、天候にも考慮しましょう。

もちろん晴れた日差しの日に撮影するのがベストですが、天候や日程の都合で撮影が雨の日になってしまうこともあるでしょう。

しかし京都の風景は雨でもしっとりとした雰囲気を醸し出してくれるので独特の味があります。

希望の天候でなくてもがっかりせずに、それぞれの天候の良さを最大限発揮できるような写真撮影してもらいましょう。

カメラマンの選定

前述したように結婚式の前撮り写真のクオリティは、季節や天候に左右されます。

そのため、経験豊富で信頼のおけるプロのカメラマンに撮影を依頼しましょう。

和装での撮影は一般の撮影とは異なるポージングや表情のコツがあります。

また、京都での前撮りは、場所、背景、そして時間の選定が非常に重要です。

美しい街の魅力を最大限に引き立てるために、可能であれば京都に精通したカメラマンに依頼しましょう。

その土地ならではの美しいスポットを把握しており、撮影に適した場所を提案してくれます。

まとめ

和装での神前式は日本特有の文化であり、この経験を通して普段は感じなかった日本の素晴らしさに改めて感謝の気持ちが芽生えるはずです。

八坂神社での結婚式は、日本の伝統と美しい自然環境が調和した特別な体験となることでしょう。

それは招待されたゲストにとっても同じです。

挙式のプランニングにおいては、慎重な計画とプロのアドバイスを活用して、理想の結婚式を実現しましょう。

来店予約 担当直通電話