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2023.09.19
神社婚礼について

【京都の神社紹介】結婚式もできる?梅宮大社ってどんな神社?由来や見どころをご紹介!

京都市の右京区に位置する梅宮大社。
近年は「猫神社」としても有名です。

今回の記事ではこの梅宮大社はどんな神社なのかという魅力と、そんな梅宮大社での結婚式についてご紹介します。

梅宮大社について詳しくご説明いたしますので、梅宮大社での結婚式を検討している方だけでなく、梅宮大社について知りたい!とご興味がある方もぜひ最後までご覧ください。

梅宮大社とは

梅宮大社は日本最古の酒造の神様を祭る神社で、他にも子授・安産の御利益で有名です。
庭園は四季折々の花が美しく、また、地域密着型でお祭りの他にも数々のイベントを催しています。
近年は猫がたくさんいる「猫神社」としても紹介され、注目を集めました。

そんな梅宮大社の御祭神や成り立ち、由来についてご紹介します。

梅宮大社の御祭神は?

梅宮大社の御祭神は本殿と相殿であわせて8柱いらっしゃいます。

本殿に祀られていらっしゃる「本殿四座」

  • 酒解神(サカトケノカミ) または 大山祗神(オオヤマズミノカミ)
  • 大若子神(オオワクコノカミ) または 瓊ヶ杵尊(ニニギノミコト)
  • 小若子神(コワクコノカミ) または 御子彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)
  • 酒解子神(サカトケコノカミ) または 木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)

相殿に祀られていらっしゃる「相殿四座」

  • 橘清友公(タチバナキヨモトコウ)
  • 橘嘉智子(タチバナノカチコ) または 檀林皇后(ダンリンコンゴウ)
  • 嵯峨天皇(サガテンノウ)
  • 仁明天皇(ニンミョウテンノウ)

中でも酒解神(サカトケノカミ)こと大山祗神(オオヤマズミノカミ)と、
酒解子神(サカトケコノカミ)こと木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)が揃って酒造の神様とされています。

また、酒解子神(サカトケコノカミ)こと木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)は炎の中で出産する逸話がある神様でもあります。
子授・安産の御利益があるのも納得ですね。

梅宮大社の由来、由緒は?

梅宮大社の創祀、神社の起こりについては詳細は明瞭には残っていません。それぐらい古い時代からの由緒ある神社なんですね。

約1300年ほど前に橘諸兄(タチバナノモロエ)という方の母、県犬養三千代(アガタイヌカイミチヨ)という方が橘氏一族の氏神として、酒解神(サカトケノカミ)を始めとした本殿に祀られている4柱の神様を祀ったのが起こりとされています。

梅宮大社のご利益は?

皆さん気になる梅宮大社の御神徳、ご利益は何になるのでしょうか?
主に紹介されているご利益は5つになります。

  • 酒造守護
  • 授子安産守護
  • 学業成就守護
  • 縁結
  • 音楽芸能

順に解説していきましょう。

酒造守護

梅宮大社には酒造守護のご利益がございます。

梅宮大社に祀られている酒解神(サカトケノカミ)こと大山祗神(オオヤマズミノカミ)と、
酒解子神(サカトケコノカミ)こと木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)は各種言い伝えや日本神話でも有名なお酒造りの神様です。

また梅宮大社の創祀に深くかかわっている県犬養三千代(アガタイヌカイミチヨ)夫人が女性ながら酒造の責任者であったこともご利益の由来として考えられています。

授子安産守護

梅宮大社には授子安産守護のご利益があります。

梅宮大社のご利益として、酒造守護のご利益と同じかそれ以上に有名なご利益です。
梅宮大社に祀られている酒解子神(サカトケコノカミ)こと木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)は炎の中で出産をしたという逸話があります。
そのことから血統存続守護の神としても信仰されています。

そのためのちに橘嘉智子(タチバナノカチコ)こと檀林皇后(ダンリンコンゴウ)が梅宮大社に祈願し、仁明天皇をご懐妊しご安産されたそうです。
梅宮大社の見どころの一つである「またげ石」はこのことに由来しているのですが、ここでは長くなりますのでまた後程説明させていただきますね。

学業成就守護

梅宮大社には学業成就守護のご利益もございます。

こちらは相殿に祀られている嵯峨天皇(サガテンノウ)が書道に秀でており、平安時代の学業の起こりの基礎を築かれたことや、橘嘉智子(タチバナノカチコ)こと檀林皇后(ダンリンコンゴウ)が学問の寺である檀林寺を創設されたことなどに由来します。

日本最古の長編小説とされている紫式部の源氏物語の成立が平安時代中期とされていることから、これらのことは後の日本の学業に大きく影響を与えていると考えられます。
学業成就のご利益も納得ですね。

縁結

梅宮大社には縁結いわゆる縁結びのご利益がございます。

こちらは何度も上がっている酒解神(サカトケノカミ)こと大山祗神(オオヤマズミノカミ)が、その娘である酒解子神(サカトケコノカミ)こと木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)と、夫である大若子神(オオワクコノカミ)こと瓊ヶ杵尊(ニニギノミコト)を縁結びされたことに由来します。

梅宮大社では夫婦の結婚式も執り行っているのでとても縁起がいいですね。

音楽芸能

梅宮大社には音楽芸能の御神徳、ご利益もございます。

こちらは相殿に祀られている仁明天皇(ニンミョウテンノウ)に由来します。
仁明天皇(ニンミョウテンノウ)は多芸に秀でておられたことで有名で、一説には日本最古の作曲者ともいわれます。
あまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、この仁明天皇(ニンミョウテンノウ)は百人一首でもおなじみの才女、小野小町が女官として仕えていたお方になります。

あの小野小町の主君というだけでいかに文芸にも秀でていたかがわかります。
そんな仁明天皇(ニンミョウテンノウ)は横笛の名手でもあり、音楽芸能の守護神として崇められています。
音楽芸能のご利益も納得ですね。

梅宮大社の見どころは?

ここまで梅宮大社がどんな神様を祀っているのか、ご利益や由来についてご紹介してきました。
では実際、梅宮大社を訪れた際にはどこを見ればいいのでしょう?
ここでは梅宮大社の実際の見どころをご紹介します!

猫が有名な「猫神社」

梅宮大社は近年「猫神社」として紹介され、注目を集めました。

梅宮大社では境内で猫を飼っており、参拝される方に癒しをお届けしてくれます。
その猫神社としての魅力は全国の猫好きが一度は訪れたい!と憧れ、
著名な猫専門の写真家もわざわざ撮影に来るほど。

猫ちゃんは生き物なので確かなことは言えませんが、11匹も猫ちゃんがいることもあるとか!
猫ちゃんを見に足を運んでみるのもいいかもしれませんね。
境内には猫ちゃんにエサとマタタビはあげないようにと貼り紙がございます。
マナーを守って猫ちゃんと触れ合いましょうね。

子宝の石「またげ石」

梅宮大社には子宝の石「またげ石」がございます。

梅宮大社の神域の奥、本殿の横に鎮座する神秘的な石です。
この石をまたぐと子宝に恵まれるといわれており、そのため名前がまたげ石になります。
詳しい由来は定かではないとのことなのですが、ご利益の授子安産守護でもご紹介しました、檀林皇后(ダンリンコンゴウ)に由来すると考えられています。

檀林皇后(ダンリンコンゴウ)がこの石をまたがれたところ、お子を授かったという逸話がございます。
こちらのまたげ石へは後程紹介する「子授けの祈祷」を受けたご夫婦のみが案内されます。
それほどしっかりと大事にされている神聖で特別な石なんですね。

祈祷

梅宮大社は神社なので祈祷もしてくださります。

主なご祈祷は上記でも少しご紹介させていただきました、子授けの祈祷。
こちらのご祈祷を受けることで子宝の石「またげ石」にご案内していただけます。

祈祷の受け付けは毎朝9時30分から4時30分。
祈祷に関しての問い合わせは梅宮大社の公式ホームページに記載されているアドレスよりお問い合わせくださいとのことですが、結婚式など準備の必要なもの以外の予約は受け付けていないとのことです。
また、祈祷を受ける際の服装に関しても指定があり、スーツなどの正装が望ましいとのことです。
本当にしっかりとした対応で儀式を行ってくれるのだと感じ、非常に安心感がありますね。

お守りや梅干し

梅宮大社は授与品としてお守りや梅干しがございます。

お守りは梅宮大社のご利益である授子(子宝)のお守りや安産(産砂守)のお守りなどです。
招福梅という梅宮大社で干して付けた少し珍しい梅干しの授与品もございます。

梅や梅干しは古来より魔除けや縁起物として扱われました。
理由としましては保存食の類に塩付けにしたものが多いように、梅干しの塩分には防腐効果や殺菌作用がございます。
そのため梅干しを摂取することにより昔の人は健康が保たれていたんですね。
そこから発展して梅が魔除けや縁起物として扱われるようになった…という説がございます。
所説あるうちの一つですが、科学的な根拠があると急に安心感が出ますね。
昔の人は信仰の中で生活の知恵を継承してきたことが伺えます。

美しい四季の花

梅宮大社には四季折々の美しい花が咲く庭園がございます。

庭園の入園料は大人600円、子供400円。時間は9時から17時。閑散期は鯉のエサも付くとのことです。
春は梅や桜、つつじにカキツバタ。夏はショウブにアジサイ。秋は紅葉に椿。冬は雪と早咲きの梅が大変に美しい景色に庭園を彩ります。
手続きを踏めばこの庭園で結婚式の前撮りでき、数々の美しい写真撮影できます。

様々な祭礼と行事

梅宮大社では季節ごとに様々な祭礼、お祭りや行事を執り行っています。

中でも特に賑わうのが8月の最終日曜日に開催される「嵯峨天皇祭」。
少年相撲大会や楽器の演奏、盆踊りの他、露店も多く出店され、
京都の伝統芸能でもある「六斎念佛踊」も披露されます。

★過去にはコスプレイベントも

梅宮大社は過去にはなんとコスプレイベントも開催していたようです。
神社はどうしてもお堅いイメージがございますが、梅宮大社はそういった近代の文化にも寛容で寄り添う考えのもと運営されているんですね。

梅宮大社は結婚式もしている

ここまで梅宮大社の魅力や見どころを紹介してきましたが、梅宮大社は結婚式も執り行っています。

このご時世、おそらく状況により料金の変動などはございますが、基本3万円からという良心的な価格設定となっております。
お申し込みや問い合わせは梅宮大社の公式ホームページに掲載されているメールアドレスにて受け付けています。
もし梅宮大社での結婚式をお考えでしたらぜひ一度お問い合わせください。

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上記で結婚式に関するお申し込みやお問い合わせは梅宮大社の公式ホームページ掲載されているメールアドレスにて受け付けていると記載いたしました。
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最後に

今回の記事では梅宮大社の魅力と梅宮大社での結婚式、Zen京都のプランについてご紹介しました。
いかがだったでしょうか?

もし梅宮大社で結婚式を挙げたいとお考えの方はぜひ一度Zen京都にご相談ください。
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