【梨木神社の結婚式】ご神木「愛の木」縁結びのご利益のある梨木神社の結婚式についてご紹介!
京都御所近く、東側に位置する梨木神社。観光スポットや名水の場所としてはもちろん、ご神木が「愛の木」であることから婚礼の場としても長きに渡り人々に親しまれてきました。
しかしながら梨木神社が婚礼の場として親しまれている一方、この記事をご覧のあなたは梨木神社での婚礼に興味があるものの、他の神社との違いがわからなかったり、梨木神社にしかない魅力が何なのかを詳しくは知らなかったりするのではないでしょうか?
そこで今回の記事では梨木神社の由来や特徴、魅力から婚礼プランまでをご紹介。
梨木神社での婚礼を検討していらっしゃる方も、ご興味がある方も、そうでない方にも役立つ内容になっております。
よろしければ最後まで、ぜひご覧くださいませ。
梨木神社とは
さて、梨木神社についてご紹介させていただきますが、
そもそも梨木神社とはどのような神社でどのような場所なのでしょうか?
ここでは梨木神社とはどういった神社なのか、由来や御祭神、ご利益についてご紹介させていただきます。
- 梨木神社の名前の由来は?
- 梨木神社の御祭神は?
- 梨木神社のご利益は?
梨木神社の名前の由来は?
梨木神社の社名の由来は梨木神社のある場所の旧地名に由来します。
その旧地名の名前が梨木町。
この梨木町に梨木神社の御祭神である三條實萬(さんじょうさねつむ)公と三條實美(さんじょうさねとみ)公父子の三條家嫡流の邸があり、梨木神社は梨木町より社名を取る形となったのです。
梨木神社の御祭神は?
上記でも少し語りましたが、梨木神社の御祭神は
贈右大臣 正一位 三條實萬(さんじょうさねつむ)公
内大臣正一位 大勲位公爵 三條實美(さんじょうさねとみ)公
幕末、明治維新に大きく貢献した父子を御祭神としております。
三條實萬(さんじょうさねつむ)公は日米修好通商条約勅許問題に対応し、明治2年には明治天皇から「忠成公」のおくり名を賜りました。
三條實美(さんじょうさねとみ)公は明治政府において太政大臣や内大臣、一時期は内閣総理大臣を兼任し非常に高く時の政府に貢献されました。
梨木神社のご利益は?
梨木神社のご利益は「縁結び」や「学業成就」となっております。
上記にて御祭神である三條實萬(さんじょうさねつむ)公や三條實美(さんじょうさねとみ)公が明治維新に大きく貢献した官職であることはご説明したので「学業成就」のご利益は非常に納得できますね。
もう一つのご利益である「縁結び」ですが、こちらは梨木神社の御神木である桂の木が「愛の木」という名称で親しまれていることに由来しています。
御神木「愛の木」に関しましてはここでは長くなりますので後述させていただきますね。
梨木神社の見どころ
上記にてご説明いたしました通り、由緒正しい梨木神社には見どころがたくさん存在します!
ここではその梨木神社の見どころをご紹介させていただきます。
- 萩の宮
- 染井の水(染井の井戸)
- 御神木 愛の木
- 石碑
- お茶室
- 参集殿
- 能舞台
萩の宮
「萩の宮」というのは梨木神社の中にある場所ではなく、梨木神社そのものの別名の一つです。
梨木神社は萩の宮と呼ばれるほどに萩(はぎ)の花が美しく、京都を代表する萩の名所としても知られています。
萩の花が咲く秋は「萩まつり」も執り行われ、舞踊、邦楽、弓、居合などの奉納行事が披露されるほか、お茶会などの行事も催されます。
海外の方向けに英語でのナレーションが付いておりますが、「萩まつり」の様子がわかる動画が梨木神社より公式に上げられております。
同時に梨木神社の様子もご覧いただけますので、もしよろしければぜひご覧ください。
萩の花とは
萩の花は秋の七草にも数えられる、日本の山に古くから自生している花を咲かせる低木になります。
秋にピンクの花をたくさん咲かせ、「秋」の「草」と書いて「萩」となるように秋の季節を彩る草花です。
日本に住む多くの人が萩の花の写真を見れば「あっ!この花か!」と花の外観と名前が一致することでしょう。それほど日本の暮らしに身近に存在する花になります。
奈良時代末期に編纂されたとされる「万葉集」にはこの萩の花が読まれた和歌が140首収録されており、最も多く和歌が読まれている花となっております。
なぜ萩の花が一番多く和歌が読まれているのかは所説ございますが、
やはり萩の花がそれほど多くの人の心をくすぐる、風情のある特別な花であることの証明には間違いございません。
染井の井戸(染井の水)
「染井の井戸」とは京都三名水に数えられる「染井の水」の湧き出る井戸になります。
京都三名水とは「県井(あがたい)」、「醒ヶ井(さめがい)」、そしてこの「染井(そめい)」の水になります。
そしてこの染井の水は京都三名水のうち唯一現代でも飲用可能であり、非常に貴重な水となっております。
梨木神社の授与所にて御神水用のペットボトル(500ml)もお頒かちしており、お土産としてもご利用が可能です。
水の味はあまくまろやかで茶の湯にも非常に適した名水になります。
御神木 愛の木
梨木神社の御神木は「愛の木」と呼ばれる桂の木になります。
「愛の木」と呼ばれる由来は桂の木特有のハートの形をした葉っぱに由来します。
梨木神社のご利益の一つである「縁結び」の所以でもあり、木に触れながら祈ると願いが叶うといわれています。
ぜひ皆さんも梨木神社に行かれた際はお祈りをしてみてください。
桂の木とは
桂の木は北海道から九州まで、日本全国の多くの山地に見られる樹木です。
先述の通りハートの形をした葉が特徴で、また時期により綿あめのような甘い香りがすると言われています。
また万葉集や古事記にも桂の木の名前が登場し、日本の代表的な樹木の一つとして海外でも知られています。
石碑
梨木神社には石碑が3つございます。
それぞれ「天壌無窮の石碑」「湯川秀樹博士の石碑」「上田秋成翁の石碑」になります。
天壌無窮の石碑はもともとは梨木神社の御祭神である三條實萬(さんじょうさねつむ)公が軸に書かれたものになります。
それをお聞きになった明治天皇が石碑の拓本をとられ、今の建国記念日に国家の弥栄と国民の安泰をご祈念されたそうです。
湯川秀樹博士の石碑は日本人で初めてノーベル賞受賞した、理論物理学者の湯川秀樹博士について刻まれたものです。
上田秋成翁の石碑は江戸時代後期の読本作者である上田秋成について刻まれたものです。
近世日本文学の代表作である怪異小説『雨月物語』の作者として特に知られています。
これらの石碑があることも梨木神社のご利益に「学業成就」がある所以なのかもしれませんね。
お茶室
梨木神社には8畳2間の「虚中庵」というお茶室がございます。
梨木神社でのお茶会の際はこちらのお茶室で、染井の名水を使用したお茶を頂くことができます。
参集殿
梨木神社には最大で40名ほどが利用できる広い参集殿がございます。
机と椅子が常備されており、諸祭典の直会や、結婚式の控室として使用されています。
しっかりとした待機のできる場所があると結婚式の際も安心ですね。
能舞台
梨木神社には大正4年に建築された能舞台がございます。
背景に雰囲気のある絵の描かれた能舞台は結婚式の写真撮影でも使用され、素敵な写真が撮れます。
また、本来の利用用途通り謡や舞踊などのお稽古場として今も利用されています。
梨木神社はSNSもやっている!
ここまで梨木神社の魅力についてご紹介してきましたが、なんと梨木神社は公式でSNS運営もされています。
タイムリーに祭りの情報や梨木神社の神社の様子が確認できる上、見るだけで目の癒される風情のある素敵な写真を数々見ることができます。
もしよろしければぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
Twitter:https://twitter.com/nashinokishrine
Instagram:https://www.instagram.com/nashinoki_shrine/?hl=ja
梨木神社の結婚式の魅力は?
ここまで「梨木神社」の魅力のご紹介をして参りましたが「梨木神社の結婚式」の魅力はいったい何になるのでしょうか?
梨木神社の婚礼の場としての魅力を三大ポイントとしてご紹介いたします。
婚礼に適している 御神木「愛の木」
先もご紹介した通り梨木神社のご神木は「愛の木」と呼ばれる桂の木です。
この木に触れながら祈ると願いが叶うといわれている通り、「縁結び」のご利益のある素晴らしい御神木になります。
この「愛の木」に見守られた御本殿で執り行う結婚式は特別なものになること間違いありません。
2人で「愛の木」に一緒に歩むこれからのことを祈ってみてはいかがでしょうか?
美しい秋の季節 萩の花
ご紹介した通り梨木神社は「萩の宮」と呼ばれるぐらい萩の花が美しい、萩の名所になります。
萩の花は9月ごろから開花し、参道から社殿まで美しい魅力的な彩りで咲き誇ります。
秋の季節の写真映えは間違いございません。
もちろん、秋だけでなく、そのほかの四季折々の景色も非常に風情があり美しいものとなっております。
美しい自然に囲まれた梨木神社の結婚式は2人にとっても参列される方にとっても素晴らしいものになるでしょう。
費用がリーズナブル 挙式料
梨木神社の結婚式は費用がかなりリーズナブルな設定となっております。
梨木神社の公式サイトに記載の通り挙式料は8万円となります。
一般的な結婚式の費用相場と比べてもかなり負担の少ない額です。
ここまでご紹介させていただいてきた梨木神社の魅力の数々を考えると、この価格での婚礼は破格ともいえるでしょう。
また、持ち込み料もかからず、雅楽の琴の演奏、控室料金も含まれているので安心です。
梨木神社の結婚式の流れは?
では実際に梨木神社での結婚式までの流れはどのような形で進むのでしょうか?
下記に大まかな流れをまとめてみました。
ご選考にぜひご覧ください。
- 下見
- 仮予約
- 本予約
- 打ち合わせ
- 挙式当日
下見
まずは会場となる梨木神社の下見です。
梨木神社まで下見を希望される日程をメール、もしくはお電話でご連絡ください。
連絡先は梨木神社の公式サイトに掲載されております。
また、ご来社の際に授与所受付でもお申込みが可能とのことです。
仮予約
梨木神社で結婚式をすると決めたら仮予約をします。
仮予約の期間は1週間で、仮予約の期限内にキャンセル、もしくは本予約の手続きをします。
本予約
正式なお申込み用紙に記入をして本予約の手続きをします。
これで梨木神社での結婚式の正式な予約の成立となります。
打ち合わせ
予約が成立しましたら次は打ち合わせです。
予定を確認し、打ち合わせの日程を決めます。
打ち合わせ当日は結婚式の準備の話や作法、結婚式当日の流れなどの打ち合わせをします。
挙式当日
いよいよ結婚式の当日です。
しっかりと挙式の流れや作法などの最終確認をしたのちに結婚式となります。
打ち合わせや作法の確認など、しっかりとしたサポートの中で挙げられる安心した結婚式ですね。
また、梨木神社の公式サイトには一部婚礼の様子を撮影した写真が掲載されています。
ご興味のある方はぜひご覧になってみてください。
京都の着物婚礼なら「Zen京都」
ここまで梨木神社の結婚式のご紹介をして参りましたがやっぱり不安…という方もいらっしゃるかと思います。
そんな方におすすめなのがZen京都の婚礼プラン!
Zen京都では梨木神社での結婚式を婚礼衣裳のレンタルからヘアセット、送迎サービスなど、トータルでサポートするプランをご用意しております。
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Zen京都への問い合わせは、お電話、もしくはメールフォームにて承っております。
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梨木神社での結婚式をお考えの方は是非一度お問い合わせください。