2025.05.15

花嫁衣装レンタル

花嫁衣装のレンタルが始まったのは、大正時代〜昭和初期ごろ(およそ1920年代)とされているそうです。

明治時代後半から、挙式・披露宴を形式的に行う文化が大衆の間で広まりました。しかしながら自前で花嫁衣装を揃えるのが困難なため、呉服店や美容院が衣装を貸し出すレンタルビジネスを始めたそうです。今から約100年以上も前に衣装レンタルが始まったのですね。

婚礼衣装の変化

江戸時代(1603年〜1868年)・・白無垢・色打掛・引振袖の登場/髪型は高島田

明治・大正初期(1868年〜1912年)・・白無垢+角隠し または黒の引振袖 (明治政府が男性の正装を黒と定めた影響で黒の引振袖が主流となる)

大正時代〜昭和初期(1912年〜1945年)・・白無垢から色打掛へのお色直しスタイルが登場

戦後〜昭和後期(1945年〜1980年)・・白無垢や引振袖は根強い人気

第二次世界大戦後、日本が復興していく中で、レンタル衣装が一般庶民の中で急速に普及していきました。

1940年代頃からお色直しでドレスを着るスタイルが現れ始め、1950年頃より洋装の婚礼が一般化され、1970年代には多くの花嫁様がドレスを着られる時代へ変わっていきました。

大正浪漫=黒の引振袖にモダンな帯結び、文金高島田に角隠しのスタイル(ノスタルジックな美しさ)

ドレスでのご結婚式が主流となってきた昨今ですが、和装でのご結婚式を夢見る花嫁様も少なくありません。形や色を変えながらも連綿と続く伝統的な日本の花嫁姿は今も変わらず人々を魅了します。

白無垢や色打掛、引振袖といった伝統的な和の花嫁衣裳を身に纏う、和の花嫁姿をZen京都で叶えませんか

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