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鱗雲が空に浮かぶ季節となり、日中過ごしやすい日が増えて参りました。

さて今回は「友禅」に関してのお話です。

染めのお着物と言いましたら「友禅染」をご想像される方も多いのではないでしょうか。私もお着物を勉強する前から「京友禅」「加賀友禅」等は耳にしたことがありました。友禅とは、江戸時代の扇絵師、宮崎友禅斎が大成した染色技法です。一口に友禅と言いましてもその雰囲気は「京友禅」「加賀友禅」では全く異なります。

京友禅は、紅や金などの華やかな色彩や遠目に見ても映える大きな模様が描かれており艶やかです。古典柄や幾何学模様などで構成され、絞り模様や刺繍、金銀箔などもあしらわれている豪華絢爛さが特徴です。一方加賀友禅は、「加賀五色」と呼ばれる「藍」「臙脂」「黄土」「草」「古代紫」の5色を基調色として自然を美しく模様化しているのが特徴で、柔らかく優しい雰囲気です。

Zen京都では「京友禅」の色打掛を多数お取り扱いさせていただいております。

京友禅の華やかさと染めの打掛特有の柔らかさを、ぜひご堪能ください。

また、Zen京都ではお留袖にて「加賀友禅」のご用意もございます。柔らかく可愛らしい雰囲気のお着物です！

ご結婚式をお考えの方、是非一度お問い合わせくださいませ。スタッフ一同、心よりお待ちしております！

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