婚礼和装 京都
少し早く桜満開の頃を迎えました。京都の観光地はどこもお花見見物ですごい人です。夜のお花見も皆さん楽しんでおられますね。場所取り係の方は、大変でしょうけれど、頑張ってください!
本日、Zen京都では、ドレスショップ様とご一緒に打掛について勉強会を開催しました。
(1)打掛について
打掛は、いつ頃から着るようになったか、どのような物を身につけるか、白無垢と色打掛の違い、どちらのお衣装でも挙式はできます。 白無垢の場合は、おかつらに綿帽子や角隠しといった正装でお式に入られる方もいれば、色打掛に角隠しで入られる方もおられます。というような、基本からお話して頂きました。
(2)男性紋付
基本的には男性の紋付は黒地の羽二重五つ紋の羽織・着物に仙台平の袴、白い羽織紐に白扇を持つのが第一礼装とされる。家紋は代々受け継がれた家紋を入れる。
(3)打掛の種類
打掛には、織物・刺繍・染物とあり、そのなかでも手織や機械織とさまざまな織、刺繍があります。実際の白無垢、色打掛を見ながら説明して頂きました。全く聞いたことのない刺繍の技法があり、ただただ、職人技に感心しました。
(4)打掛の柄
打掛の柄には吉祥文様というおめでたい柄がたくさん使用されてます。皆さんが良く耳にされる御所車や鶴、唐草文や流水など本当にたくさんの柄があります。
1時間半という短い時間だったので、まだまだお話は尽きないので、第一回としては、ここまでとなりました。お着物は形は同じですが、一つ一つ拘りがあり、職人さんが、丹精込めてつくられる物にすごく奥深さを感じます。
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