2017.11.25
織の打掛
本日はいよいよ、織の工程のご紹介です。
機には、打掛3枚分、70mの経糸が張られていました。デザイン画をもとに、データ化された紋紙(設計図)を、機に読み込ませて織り上げていました。打掛を織る際、織糸の始末をしながら進めていくので、綺麗な表は下になります。その為、鏡が下に付いていてその鏡だけで柄の確認をしていきます。
錦織・二色以上の色糸や金銀糸を使って、織り出した、地が厚い高価な絹織物です。
平織り・経糸と緯糸を交互に浮沈みさせて織る、最も単純な織物組織ですが、織りのなかでも一番丈夫な生地になります。
緞子・繻子織地に繻子織の裏組織で模様を織り出した織物です。
後継者不足の中、若い職人さん達が技術を覚えるために頑張っておられました。
織の機械を修理するのも高齢化で少なくなってきているそうです。そういった勉強も若い方が一生懸命されてるとのことでした。
これからもこの伝統は守り続けてほしいですね。
Zen京都075ー352ー0003
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