色打掛のご紹介②
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京都では7月1日から3年ぶりに開催される祇園祭で「コンコンチキチン」とお囃子の音が聞こえてきて少しずつ賑わって参りました。
今回ご紹介させて頂きます色打掛は
『 藤 』
この打掛は、身頃・袖が絵羽柄となり、全体が一枚の絵として繋がって見えるように構成して
作られた緞子地の色打掛です。
白の地色に藤の花が、ピンク濃淡から紫濃淡へと織り上げられた色彩が地色に見えるくらい
色鮮やかに打掛全体に咲き誇っています。
藤は満開に咲く花の合間に蔓を絡める事で、新郎新婦のお二人が末永く添い遂げられるように
という思いが込められています。
藤の花言葉は「優しさ」「決して離れない」「忠実な」など。藤の花は女性を象徴する花で、
女性らしいことばが多くなっています。日本では古くから藤を女性、松を男性に見立てて、2つ
並べて植える習慣があります。
「ふじ」という音の響きが「不死」を連想させ縁起も良いとされています。
お勧めしたい花嫁像
淡いお色のお衣裳なので色白の花嫁様にお勧めしたいです。
高貴な紫やゴールドがふんだんに使用されてるので上品な昔のお姫様のようなすっとしたお顔立ち
の方にピッタリです。白地のお衣裳なので掛下のお色によっていろいろとご提案ができます。
藤の花の時期は5月と思われるかもしれませんが、例えばお名前に「藤」が付く、お誕生日が「5月」、「学校の校章が藤」など季節関係なくご着用されます。
是非、この豪華絢爛なお衣裳の実物をご覧になりにご来店下さい。
お待ちしております。
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