2022.05.30

色打掛のご紹介

いつもZen京都のブログをご覧頂き有難うございます。

田中のお薦め、新作の色打掛をご紹介させて頂きます。

牡丹菊花丸紋

緞子地の艶やかなピンク色の色打掛。

大正ロマンのイメージの色糸を多数使用しており、金・銀糸も織り交ぜ豪華絢爛なデザインに仕上がっております。四君子柄の丸みのあるデザインが印象的ですよね(^○^)

今回のパンフレット撮影でも使用している衣装です。

とことん可愛く仕上げてコーディネートを是非ご覧くださいませ。

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衣装の柄の説明

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牡丹・・・小さな蕾から大きな花を咲かせることから牡丹の柄は富貴を象徴しています。

また牡丹の花は、蓬莱(ほうらい)という中国伝承の理想郷に咲く花とされています。そのため「嫁ぐ先が蓬莱のように幸せでありますように」という幸せを願う思いも込められています。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」というよく知られた言葉がありますが、これはこの花達の咲き方の特徴を女性の美しさに例えた言葉で、「座れば牡丹」というのは丈低く、たくさんの枝を横張りに伸ばして開花するのが最高、とされる牡丹の咲き方を表しているのだと思います。

・・・藤は繁殖力が強く、他の樹木に絡みながら蔓を伸ばしていく様子から長寿子孫繁栄の象徴、また房状の花を稲穂に見立て豊作を願うなど縁起の良いものとされていた。日本では古くより、藤の花には、魔除けの力があるとされてきました。藤の発音が「不死」「不二」と通じることから、縁起の良い花だと考えられたのが、その理由です。

・・・桜と同じ国花 皇室も菊花紋を使用しています

冠婚葬祭すべてに使えるくらい、高貴なお花なんです

花言葉も「高貴」「高尚」「真の愛」など

中国で昔漢方に使われていたことから、不老不死無病息災という意味もあるそうです

・・・松は神様の依り代となって邪気を払う重要な役割を担っています。また常緑樹で冬でも葉を落とさず青々としているため、不老不死の象徴でもあります。

いかがでしたでしょうか?

婚礼衣装のお柄は色んな意味があり、知れば知るほど着物が好きになると思います。

お着物選びをされる際の参考になれば幸いでございます。

引き続き衣装のこと紹介していきますのでご覧くださいませ。

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