白無垢のご紹介
こんにちは。Zen京都のブログを見て頂きありがとうございます。
Zen京都のInstagramも見ていただけてますでしょうか。
今後はZen京都にある花嫁衣裳を、ブログで少しづつ紹介させていただこうと思います。
今回ご紹介させていただきますのは、Zen京都オリジナル、龍村美術織物製の
《双鶴紋 白無垢》 です
衣裳の紹介の前に、まずは、製作者の龍村美術織物様について少しお伝えさせて頂きます。
創業明治27年(1894年)127年の老舗で現在4代目龍村平蔵氏となります
復元と創作が根底の美術織物のトップブランドです
主な商品には、
・雅子皇后様・紀子様のローブデコルテの絹巻物
・クリスチャンディオール向けのドレス生地の製作
・歌舞伎座の緞帳
・薬師寺、東大寺の歴史的建造物の裂地の復元
身近なところでは、
・新幹線のシートやANAのシートカバーがあります。
これだけでも、とても凄いお仕事をされているところなのは皆様にも伝わりましたでしょうか。
唯一無二の独創性と織の総合力で、枠に囚われないものづくりをされている龍村美術織物様に、Zen京都はオープンに合わせて、三種類の柄の白無垢を依頼、制作頂きました。そのうちの1枚が《双鶴紋》の白無垢です。裏地にたつむらのロゴが入り、裾のフキ部分には真綿(シルク)を入れております。(一般的にフキ部分は綿が入っております)お貸し出しの際は、長襦袢も掛下も専用の正絹でご用意しており、懐剣筥迫の5点セットも、化繊の白のものではなく、敷松葉のお柄でご準備させて頂きます。
龍村美術織物の技法により、一羽一羽の鶴の表情に引き込まれ、今にも飛び立ちそうなその姿は、唯一無二の表現がピッタリの衣裳です。
生涯つがいの変わらない鳥の鶴は、相手が死ぬまで共に過ごし、子育ても夫婦が協力して行うため、婚礼衣裳に用いられる縁起の良いお柄です。
ご興味のある方はぜひ一度袖を通してみてください。一生に一度の花嫁衣裳に、双鶴紋の白無垢はいかがでしょうか。
お問い合わせお待ちしております。
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