2021.02.08
婚礼衣裳の準備について〜その②
いつもZen京都のブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
前回に引き続き「婚礼衣裳の準備について」紹介していきたいと思います。
【第二回目は紋付袴編】です。
セッティング表と当日お召しのお衣裳の写真を準備します。
セッティング表&写真を見ながら漏れがないよう
衣裳ケースに収めていきます。
花婿様のお衣裳は紋付袴になります。
紋付とは家紋の入った着物のことで、
挙式では「五つ紋」が入った最も格の高い紋付を着用します。
家紋は背中と両袖の後ろ、両胸の5ヶ所に家紋が入ります。
羽織の家紋は自分の家の家紋を入れることが可能です。
普段生活をしている中では自分の家の家紋を気にすることはなく
知らないという方が多いですが
この機会にお家の家紋を知るのも良いと思います。
今現在で2万近くの家紋が確認されているそうですよ。
花婿様からいただいた家紋の写真と見比べ
天(上)、地(下)の向き等の
間違いがないかを確認し羽織に貼り付けます。
一番下に袴、長襦袢、紋付の順にケースに収めます。
アイロンについては「あて布を」を置いて130〜150度程で軽くかけます。
同時に殺虫効果が生まれます。
花嫁衣裳同様
担当コーディネーターが最終点検をして
挙式会場に納品となります。
次回は列席衣裳の準備についてご紹介したいと思います。
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