婚礼衣裳の準備について〜その①
いつもZen京都のブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
さて、今回から数回に分けて
衣裳のメンテナンス準備について紹介をしていきたいと思います。
Zen京都では店舗とは別にメンテナス準備専用のセンターがあります。
挙式日の一週間前に全ての衣裳、小物類がセンターに集められ、
汚れ、ほつれ、キズがないかを一枚一枚全てチェックし
挙式当日を迎えるという流れになります。
それでは詳しく見ていきましょう。
【第一回目は白無垢・色打掛編】です!!
セッティング表と当日お召しのお衣裳の写真を準備します。
セッティング表&写真を見ながら漏れがないよう
衣裳ケースに収めていきます。
Zen京都ではお衣裳が決定したした後に
小物合わせをおこなっていて
拘りのコーディネートをされている花嫁様が多くいらっしゃいます。
なので、写真はとても重要になってきます。
衣裳の品番と写真の衣裳とが合っているかを確認します。
汚れ、ほつれ、糸引きがないか隅から隅まで確認します。
汚れがあれば染み抜きやクリーニングに出します。
糸引きを発見した場合は針と糸を使って直していきます。
最後にアイロンをかけます。
Zen京都の花嫁衣裳は正絹(シルク100%)となりますので
水に濡れると縮んでしまいます。
シワを取るためにはスチームが必要になってきますので
細心の注意をはらいながら
縮んでしまわないよう、布の目にそって素早くアイロンをかけていきます。
衣裳をきれいにたたみ衣裳ケースに収めていきます。
衣裳がシワにならないように、着付け紐セット・草履・懐剣セットは
一番下に入れます。
次に掛下帯・掛下・色無垢or色打掛・長襦袢・肌着・足袋の順に入れます。
最後にセッティング表&写真を入れて完成となります。
衣裳のセッティングが完了後には、
担当コーディネーターが検品をします。
念には念を!!
最終検品が終わった後
それぞれの挙式会場に納品となります。
準備をしているスタッフは新郎新婦様に直接会う機会はないですが
お二人にとって『心に残る結婚式』になるよう
気持ちを込めてお衣裳の準備をしております。
いかがでしょうか?
普段、あまり知ることができない花嫁衣裳の準備について
ご紹介致しました。
次回は、花婿衣裳の準備についてご紹介したいと思います。
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